いきなりSaaS化しない。AI Mate Buddy構想から考える、現場起点のサービス開発

現場の声から本当に仕組みへ

AI Mateでは現在、生成AI研修後の定着支援に向けた「AI Mate Buddy」構想の検証を進めています。

前回の記事では、生成AI研修を“やって終わり”にしないための取り組みとして、「AI Mate Buddy」構想についてご紹介しました。

今回はその続編として、AI Mateがなぜこの構想をいきなりSaaSとして開発・販売するのではなく、まずは現場で小さく検証しようとしているのかをお伝えします。

まず大切にしているのは、本当に現場で必要とされる仕組みなのかを確かめることです。

生成AIの領域では、毎日のように新しいツールやサービスが登場しています。だからこそAI Mateでは、「便利そうだから作る」のではなく、営業や研修の現場で小さく試しながら、必要な支援の形を見極めていきたいと考えています。

目次

“作ること”から始めない理由

便利な機能を増やすことはできます。
見た目のよい画面を作ることもできます。

しかし、それだけで現場の業務が変わるとは限りません。

企業の現場で必要なのは、単に新しいAIツールを導入することではなく、

「どの業務で使うのか」
「誰がどのタイミングで使うのか」
「どうすれば使い続けられるのか」

まで設計することです。

だからこそAI Mateでは、まず営業や研修の現場で仮説を試すことを重視しています。

手動MVPで、現場の反応を見る

AI Mate Buddy構想では、まず手動MVPでの検証を想定しています。

MVPとは、最小限の形でサービスの仮説を試す方法です。最初から完成形を作るのではなく、必要な機能だけを小さく試し、現場の反応を見ながら改善していきます。

たとえば、Googleフォーム、スプレッドシート、ChatGPT、Slackなどを組み合わせれば、アプリを作らなくても検証できることは多くあります。

・今日の業務でAIを使えそうな場面を入力する
・業務内容に応じたプロンプト案を返す
・実際に使ったかどうかを記録する
・週に一度、活用状況をふり返る
・管理者向けに匿名集計レポートを作成する

こうした流れは、専用アプリがなくても試すことができます。

大切なのは、機能を作り込むことではありません。
現場の人が本当に使うかどうかを確かめることです。

手動MVPの構成イメージ

営業・研修の現場で確かめる

AI Mateが手動MVPを重視する理由は、生成AI活用の課題が企業ごとに異なるからです。

営業部門では、提案書作成や商談準備に使えるかもしれません。
バックオフィスでは、議事録整理や社内文書作成に役立つかもしれません。
管理職にとっては、部下のAI活用状況を大まかに把握できることが重要かもしれません。

つまり、最初からひとつの完成形を決めるよりも、実際の研修や面談の中で、

「どこでつまずくのか」
「どの業務なら使いやすいのか」
「どんなサポートがあれば続けられるのか」

を確かめる方が、実務に合った支援につながります。

部署別の生成AI活用シーン

AI Mateが目指すのは、現場から逆算するサービス開発

AI Mate Buddy構想は、流行りのAIアプリを作るための取り組みではありません。

目的は、生成AI研修で学んだことを、実際の業務行動に変えていくことです。そして、AI活用を一時的な取り組みではなく、業務改善の仕組みにしていくことです。

そのためには、現場の声を聞き、業務の流れを見て、小さく試し、改善することが欠かせません。

AI Mateでは、AIを「導入する」で終わらせず、業務設計、運用、改善、自動化までつなげる支援を大切にしています。

小さく試すから、実務に合う

手動MVPは、一見すると遠回りに見えるかもしれません。

しかし、現場で使われない機能を作り込むよりも、まず小さく試して必要なものを見極める方が、結果的には実務に合った仕組みをつくる近道になります。

AI Mateはこれからも、企業の現場に寄り添いながら、生成AIを「使える状態」から「使い続けられる状態」へとつなげる支援を進めていきます。

作り込む前に現場で確かめる

生成AI研修後の活用定着や、社内の業務効率化に課題を感じている企業様は、お気軽にご相談ください。
AI Mateでは、現場の業務に合わせた生成AI活用研修・業務改善支援を行っています。

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